外来のご紹介〜外来看護師が支える“安心して通える外来”〜
こんにちは!
今月は外来看護師に焦点を当て、大切にしている看護の取り組みをご紹介します。
当院外来は、病院の理念である「地域医療の一端を担い、心の通う医療」を大切にし、
患者様に「この病院に来てよかった」と感じていただける外来づくりに取り組んでいます。
医師・看護師をはじめとする多職種が連携し、どなたでも安心して受診できる環境を整え、
生活上のお困りごとにも幅広く対応できる体制を構築しています。
病気を抱えながらも住み慣れた地域で穏やかに過ごしていただけるよう、スタッフ一同、情報共有を徹底し、
知識向上と看護の質の改善に努めています。


処置室
処置室では、各診療科から依頼された患者様の注射・採血・処置・観察などを行っています。
多様な診療科の患者様が日々来室されるため、スタッフ同士声を掛け合いながら、
迅速かつ安全な対応を心掛けております。


内視鏡室
内視鏡室では、胃と大腸の内視鏡検査を実施しています。
医師と看護師(うち内視鏡技師2名)が連携し、患者様ができる限りリラックスして検査を受けられるよう、
きめ細やかな介助と看護を提供しています。
検査の予約時には、前日の食事のポイントや過ごし方、自宅での前処置の方法などを、
患者様の生活スタイルに合わせて分かりやすくご説明し、不安なく検査に臨めるようサポートしています。


自己注射指導(糖尿病・骨粗鬆症・頭痛など)
インスリンや骨粗鬆症治療薬など、自己注射を始める際には不安を感じる方が多くいらっしゃいます。
外来看護師は、その気持ちに寄り添いながら、手技が自然に身につくまで繰り返し丁寧に指導を行っています。「家に帰っても一人でできそう」と思っていただけるよう、お一人おひとりのペースに合わせたサポートを
心がけています。
地域との連携
継続した看護が必要な患者様には担当看護師を配置し、地域包括支援センターや訪問看護、かかりつけ医、
ご家族様などと協力しながら支援を行っています。
通院や療養に不安があっても、地域全体で支えられるよう、連携体制の強化に努めています。
終わりに
私たち外来職員一同、これからも患者様とご家族の思いに寄り添いながら、
安心して受診していただける外来づくりに努めてまいります。
地域の皆さまが「ここに来れば大丈夫」と感じられる存在であり続けられるよう、
丁寧な看護とあたたかい支援をお届けしていきます。
今後とも、当院外来をどうぞよろしくお願いいたします。

