防災訓練
こんにちは、いつもブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
今月は災害対策委員会の防災訓練班がブログをお届けさせていただきます。
今年は新年早々の能登半島震災に始まり、8月8日の南海トラフト地震臨時情報(巨大地震注意)の発表、その他各地で頻発している小さな地震、大型台風発生、土砂災害、それら災害に対する防災について等々、連日テレビで報道されています。
当院でもいつ起こるか分からない災害に対し、患者さんの人命救助を第一とし、すべての職員が適切に行動できるよう、災害対策委員会のメンバーが中心となり定期的に防災消防訓練を行っております。
今年度1回目となる防災消防訓練が9月6日に開催されたので、その様子をご紹介させていただきます。
避難器具の体験訓練の様子
先ずは、避難器具を使用しての体験訓練です。
当院は避難用具として、担架やエアストレッチャー(寝たきりの患者でも安心して移動できる搬送具)などの準備がある他、各階に救助袋が設置されています。
今回はその救助袋を使用して訓練を実施しました。3年ぶりの救助袋を使用しての訓練ということもあり、避難袋の設置方法や使用方法、注意点等の講義を受け実施しました。
業務の合間を縫っての訓練でしたが30名程の職員が体験訓練を行うことが出来ました。
実施後のアンケートでは
「見た目は怖かったが、実際には安全にスムーズに降りることができた」
「実際、災害があったとき、躊躇なく使用できる」
「思ったより怖くなかった。実際に経験出来てよかった。いざという時に活かせると思った」
などの声が聞かれました。
消化器訓練
二つ目は基礎訓練とし、消火器の使用方法、注意点の講義を受けた後、水消火器を使用しての消火訓練を行いました。
消火器を触ったことが無い職員もおり、全員が使用出来るよう継続的に計画し、実施していかなくてはいけないと感じました。
以上、9月6日に行われた防災訓練の様子をお伝えさせていただきましたが、このほか、夜間を想定した避難訓練、各部署での消火訓練、放送訓練など計画しております。
冒頭でもお伝えした通り、災害はいつ起こるか分かりません。
災害が起きた時にはスムーズな対応ができるよう日々備えておきたいと思います。