虫歯予防デー(歯科)
6月4日は「虫歯予防デー」です。
「虫歯予防デー」は2001年に虫歯予防の重要性を国民に知ってもらうために日本記念日協会が制定しました。6月4日から一週間は「歯の衛生週間」と呼ばれ、厚生労働省と文部科学省と日本歯科医師会が共同で様々な取り組みを行っています。
虫歯予防としては、
- 正しい歯磨きをする
- 糖分を控える
- 規則正しい食生活
などが挙げられますが、さらに虫歯予防を効果的にするためのアイテムとして「フッ化物」の利用があります。
フッ化物とはフッ化ナトリウムの事で
- 虫歯菌を作る酸によって溶け出したカルシウムやリンを歯に取り戻す働きを促進する
- エナメル質の強化
- 酸を抑制する
などの効果があります。
2017年3月より高濃度フッ化物配合の歯磨剤の販売が厚生労働省より認められ、更に2023年1月からは15歳未満の濃度推奨基準が厚生労働省より下記のように変更されました。
また、年齢によってフッ化物配合の歯磨剤の推奨される使用方法が異なります。
詳しくは厚生労働省のe-ヘルスネットから公表されていますので、以下からご確認ください。
▼フッ化物配合歯磨剤 厚生労働省(2023)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-02-007.html
当院での取り組み
当院では更に高濃度9000ppmのフッ化物ジェルを塗布しています。
フッ化物塗布は年に2回以上受けると、虫歯予防には効果的と言われておりますので、この機会に当院でフッ化物を塗布し、セルフケアではフッ化物入りの歯磨剤を使用してはいかがでしょうか。